王溢嘉 - 撿海星的少年 日本語訳

Posted by Peter on June 2, 2017

撿海星的少年   王溢嘉 

海星を拾う少年 王溢嘉(ワン・イージャー)


我們無法做大事,但我們能以大愛做小事。—德雷莎修女

黃昏時刻,正值海水退潮,成千上萬隻的海星被海浪沖到沙灘上來。

脫離海水的海星,像失去母親的嬰兒,痛苦地扭曲牠們的身體,掙扎著想要返回母親的懷抱。但海水卻越退越遠。

一個來到沙灘玩耍的少年,看到這幅景象,就彎下腰來,撿起被沖上岸的海星,一一擲回海中,以免牠們困脫離海洋過久而死亡。

遠遠走來一個在沙灘漫步的中年男子,看著忙碌的少年好一會而,搖搖頭說:「被沖上岸的海星這麼多,你不可能將牠們全部都扔回海中。而且,今天扔回去了,明天可能又被沖上來。將這裡的海星都扔回去了,世界上其他地方又有更多的海星被沖上岸。難道你不知道自己再怎麼做,結果都一樣嗎?」

「我知道,」少年笑一笑,彎下腰,又撿起一枚海星,將牠擲回海裡,說:「但是對這隻海星來說,可就不一樣了。」

從這個流傳甚廣的故事裡,我們得到什麼啟示呢?世界各地,每天都有因各種原因而陷入不幸,在痛苦邊緣掙扎求生的人,那些伸出來的祈求的手,何止成千上萬呢?「你不可能一一拯救牠們」、「結果不都是一樣?」很多人以此來麻木自己,結果,什麼事情也沒做。

只要有心,並付諸行動,不管你的力量多麼微薄,對那個受到你扶持的人來說,就會完全不一樣。

私たちは立派な事ができないが、大きな愛で小さな事ができる。―マザー・テレサ

時は夕暮れ、海がちょうど退潮していて、千にも万にもいた海星が浜まで流されてきた。海水から離れた海星はまるで母親を失った赤ちゃんのようで、苦しんで体を曲がったりあがいたりして母親の元へ帰りたいと思ったけど、海はどんどん離れていった。

ある浜へ遊びに来た少年はその風景を見ると、腰をかがめて流された海星を離れて死なないように海から海に一つずつ投げ返した。

遠いところから浜で漫歩した一人の中年男性が歩いてきた。努めている少年の姿をしばらく見て、頭を振りながら言った

「流された海星はそんなに多く、全部海に投げ返すなんてはありえぬぞ。それに、今日は投げたとしても、明日また流されてしまう。たとえここにいる海星を投げてしまったら、世界中のどっかはまた数多くの海星が浜まで流されてきた。もしかしたらお前は自分でいくらしても結果はいつも同じなんて知らないの。」

「知ってるよ」少年は笑いながら、腰をかがめてもういっこの海星を海へ投げ込んで言った「だがこの海星にとっては違うもんだよね」

この幅広く伝われた物語の中で、私たちは何の諭を得たのか。毎日世界各地で様々な原因で不幸に落ちて、必死に生きる道を求める人の祈ってた手は、千も万もいる。私たちは見られないかもしれないが、誰でも想像できる。

私たちは何ができるの?「お前は一つ一つの救いはできない」、「結果はいつも同じじゃん」大勢の人はそういう話で自分を麻痺していて、結局何もしていなかった。

この心さえあって、体を動かして、自らの力はどれほど薄いとしても、君に支えられた人にとっては、全然違う事になった。