譯文
1962 年的古巴危機中,甘迺迪總統退回了美國空軍參謀總長李梅要求轟炸古巴的飛彈基地的要求。在飛彈已經部屬完成了一部分的古巴轟炸的話,很有可能會引起核武戰爭。
當時的國防部長麥納馬拉是第二次世界大戰末期下令使用燒夷彈攻擊日本城市的李梅的部下。焚燒都市、展現出毫無人性的態度的麥納馬拉對李梅說,「戰爭打輸的話我們就是罪犯」。
奪去約十萬條人命的東京大空襲距今已 77 年。但世界如今仍在利用核武的危險性作為手段,掌握力量的人不顧市民犧牲,處在戰火之中,而被奪走生活的人們被迫在砲火中竄逃。
向核電廠、醫院、學校、住宅區的無差別砲擊等等的行為,位於烏克蘭的俄軍所展開的軍事行動持續的受指責違反國際法。在市民犧牲增加的狀況底下,國際司法機構開始了對於侵略的審理及對戰爭罪的搜查。
雖說如此,如今要制裁一個擁有聯合國安理會的拒絕權的核武大國可謂相當困難。而且,眾人也害怕「打輸了就會成為戰爭罪犯」這樣的心態可能會進一步導致俄軍發生殘忍的無差別攻擊。
那國際法是否就無法幫上那些被奪去生命的小孩子呢?殘忍的是,答案是肯定的。儘管這樣,覺得「可不能這樣做」的人們距離二戰至今已經歷了 77 年的歲月。歷史法庭的大門可不會關閉。
原文
1962年のキューバ危機で…
1962年のキューバ危機で米空軍参謀総長のルメイはキューバのミサイル基地の空爆を求めたが、ケネディ大統領はこれを退けた。ミサイルは一部配備済みで、核戦争を招いた可能性も大きい空爆提案だった
▲当時の国防長官マクナマラは第二次大戦末期には、日本の都市への焼(しょう)夷(い)弾攻撃を命令したルメイの下僚だった。都市焼き打ちの非人道性に懸念を示したマクナマラに、ルメイは語ったという。「負けたらわれわれは戦争犯罪者だよ」
▲約10万人もの市民の命が奪われた東京大空襲からきょうで77年になる。だが世界は今も核戦争の危険をもてあそび、市民の犠牲を顧みない力の信奉者による戦禍のさなかにある。日々の暮らしを奪われた人々が砲爆撃の中を逃げ惑う
▲原発への攻撃や病院、学校、住宅への無差別砲爆撃などに国際法違反との批判が続くウクライナでのロシア軍の軍事行動である。市民の犠牲が増えるなか、国際司法機関も侵攻をめぐる審理や、戦争犯罪についての捜査を始めている
▲とはいえ国連安保理の拒否権をもつ核大国の指導者を裁きの場に立たせるのは限りなく難しい今日である。それどころか、「負けたら戦争犯罪者だ」との心中の声が、彼をさらに残虐な無差別攻撃にかりたてかねないのがおぞましい
▲では理不尽(りふじん)に命を奪われる幼子に国際法は無力なのか。残念ながら半ばそれは真実だが、「それではいけない」と思う人々を世界中にゆき渡らせた戦後77年の歳月である。歴史の法廷は常に開かれている。
大綱 あらすじ
「負けたら戦争犯罪者だ」という概念が戦争のかかった人の心の中にあり、その歪んだ概念が人民へ残虐な行為を与えられたのである。今の時代の権力者は、戦争の勝負より、人々の生命を用心したい。
單字 単語
配備 はいび / 下僚 かりょう / 戦禍 せんか /
-
半ば(なかば):1 全体を二つに分けた、その一方。半分。「敷地の半ばを人手に渡す」2 一定の距離・期間などの中間のあたり。「枝を半ばから切り落とす」「五月の半ば」「人生の半ば」3 ある物事の途中
-
弄ぶ(もてあそぶ):手に持って遊ぶ。手であれこれいじる。
-
最中(さなか):たけなわであるとき。さいちゅう。「夏の最中」「忙しい最中」
-
逃げ惑う(にげまどう):どこへ逃げたらよいかわからず、うろうろする。逃げ迷う。「砲火の下を—・う」
-
悍ましい(おぞましい):いかにも嫌な感じがする。ぞっとするほど、いとわしい。
值得學習的詞 勉強し甲斐がある言葉
- 懸念を示した