余錄翻譯 - 「戰爭與贖金」就好像猜謎一樣...

Posted by Peter on March 15, 2022

譯文

「戰爭與贖金」就好像猜謎一樣,在歐洲中世紀的戰爭中,捕獲身分地位高的敵國人民來換取贖金是很常見的。例如在14世紀的百年戰爭中,英國捕獲了法王約翰二世。

根據條約,贖金需分期支付300萬的金埃居。到付清之前王族都要在那邊擔任人質。雖是這麼說,法王卻逃脫了。法王雖然遵循了騎士道精神再度被逮捕回英國,卻同時也客死他鄉。(本段採自佐藤猛《百年戰爭》)

回到現代,則會將隨機加密的數據當作人質,並使用不正當的勒索軟體進行網路攻擊。使用勒索軟體恐嚇企業的犯罪集團,在俄羅斯、東歐等國從過去以來就是個問題。

讓人驚訝的是,其中一個犯罪集團在這場戰爭中表明支持俄羅斯。於是很快地該集團的內部資訊被暴露於網路上。而同時其他集團主張自己的目的只在金錢。駭客集團也在戰爭中大動盪了起來。

值得關心的是,日本汽車零件製造商在德國的據點持續遭到勒索軟體的攻擊。同為在俄羅斯停業的TOYOTA的供應商的關係,存在著受到戰爭的影響的可能性。

不單是各國情報單位,連駭客集團也加入了”義勇軍”,造就了世界規模的網路「戰場」。各個企業也不希望自己的資料成為人質,在戰場上遊蕩。

原文

「戦争と身代金」とは何やら判じ物のようだが…

 「戦争と身代金」とは何やら判じ物のようだが、欧州中世の戦争では身分の高い敵国人を捕らえ身代金を取るのが普通だった。たとえば14世紀には百年戦争で何とフランス王ジャン2世が英国側の捕虜となった

▲身代金は、条約により300万金(きん)エキュの分割払いとなる。完済まで王族が身代わりの人質となったが、彼は脱出してしまう。王は騎士道精神に従ってか、再び捕らわれていた英国に戻り、同地で客死した(佐藤猛(さとう・たけし)著「百年戦争」)

▲データを勝手に暗号化して人質にする、ランサム(身代金)ウエアと呼ばれる不正ソフトがサイバー攻撃に用いられる現代である。ランサムウエアを用いて企業恐喝を行う集団がロシアや東欧などに多いのはかねて問題視されてきた

▲ウクライナ侵攻ではそんな犯罪集団の一つがロシア支持を一時表明して人々を驚かせた。するとすぐに集団の内部情報がネットに暴露され、別の集団は自分らの目的は金だけだと主張するなど、ハッカー集団も戦争で大揺れのようだ

▲気になるのは、日本の自動車部品メーカーが日独の拠点で続けざまにランサムウエアとみられる攻撃を受けたことだ。ともにロシアで操業を停止したトヨタに部品供給をする企業だが、むろん戦争と関係あるかどうかは分からない

▲各国の情報機関ばかりかハッカー集団の“義勇軍”も加わり、世界規模の「戦場」となったサイバー空間だ。そんな戦場を、人質となってさまようことのないように願いたい各企業の大切なデータである。

大綱 あらすじ

現代のサイバー社会はまるで古代のよう、ランサムウェアに攻撃できたら、身代金のように、お金を払わなければなるまい。各会社が戦争の中自分の立場を選んだ場合、相手側のハッカーの攻撃も会社へ目指すだろう。そのため、戦争の中でデータを守ることが大事となる。

單字 単語

捕虜 ほりょ / 恐喝 きょうかつ / 操業 そうぎょう

  • 判じ物(はんじもの):文字や絵画に、ある意味を隠しておき、それを当てさせるようにしたもの。また、その遊び。

  • 身代金(みのしろきん):人質などと引きかえに渡す金。ランサム。

  • 客死(かくし):旅先で、または他国で死ぬこと。きゃくし。「異境に客死する」

  • ランサムウェア:コンピューターウイルスの一。感染したコンピューターを復旧するためとして、不当な料金請求をするソフトウエア。身の代金型ウイルス。

  • 彷徨う(さまよう):あてもなく歩きまわる。また、迷って歩きまわる。

  • 続けざまに:続けて同じことが繰り返されるさま。同じ動作がひき続いてやまないさま。連続するさま。

值得學習的詞 勉強し甲斐がある言葉

  • 操業を停止

  • 王は騎士道精神に従ってか