余錄翻譯 - 「給我打破這道牆!」這句話出自1987年...

Posted by Peter on March 24, 2022

譯文

「給我打破這道牆!」這句話出自1987年雷根總統在柏林圍牆上的演講。35年後同為演員出身的烏克蘭總統澤倫斯基在德國聯邦議會的線上演講上引用了這句話。

雷根在演講上直接呼籲蘇聯的戈巴契夫書記長的兩年後,柏林圍牆倒塌了。因為擅長演講而被稱為「偉大的講者」的雷根說過「若非我曾為演員,我沒有能否做好總統的自信」。

在俄國侵略之際,澤倫斯基能變身成為烏克蘭、甚至是世界的精神支柱般的「偉大的講者」,可能也是多虧了他的演員經歷。「言語的戰爭」正站在「力量即是正義」的崇拜者普丁的對立面。

澤倫斯基引用的內容除了雷根的呼籲,也有邱吉爾的「於海於天戰至最後一刻」、馬丁路德金恩牧師的「我有個夢」等等,彷彿再度將力量寄託於那些改變歷史的名言。

日本的國會演說上,澤倫斯基對於日本快速的支援表達感謝,並進一步請求經濟支援及對俄羅斯進行經濟制裁。澤倫斯基也特別譴責俄羅斯將核電廠變成戰場以及隨時可能使用核武及化學兵器的風險,以及控訴國際間的和平維持機構不作用。

澤倫斯基的言論戰爭中,點出了到底是要允許「力量即是正義」的專制思想的支配,又或者應該成為憲法上的「信賴熱愛和平的公民的公正及信義,保障安全及生存的能力」的國民的問題。

原文

「この壁を壊しなさい!」は1987年に…

 「この壁を壊しなさい!」は1987年にレーガン米大統領がベルリンの壁で行った演説だ。35年後の独連邦議会でのオンライン演説でそれを引用したのは同じ俳優出身のゼレンスキー・ウクライナ大統領である

▲ソ連のゴルバチョフ書記長に直接呼びかけたレーガン演説の2年後、壁は崩壊する。演説上手で「偉大な語り手」と呼ばれたレーガンは「もし私が俳優でなかったら、うまく大統領をできたかどうかは分からない」と話していたという

▲ロシアの侵攻この方、ゼレンスキー氏が自国民ばかりか世界中の人々の心をつかむ「偉大な語り手」に変身できたのも俳優の資質のおかげか。「力は正義」を信じて疑わぬプーチン露大統領を向こうに回しての「言葉の戦い」である

▲レーガンの呼びかけのほか、チャーチルの「海で空で最後まで戦う」、キング師の「私には夢がある」などの名演説を引くゼレンスキー氏の各国議会での演説である。まるで歴史を変えた言葉が再びその力を宿すのを祈るかのようだ

▲注目の日本の国会演説では、いち早くウクライナ支援を示した日本に感謝し、さらなる経済援助や対露経済制裁を求めた。とくに原発を戦場に変え、核や化学兵器を用いかねぬロシアを非難、国際的な平和維持機構の不備をも訴えた

▲「力は正義」の専制支配を許せるのか。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しよう」という憲法を持つ国民がなすべきことを問うゼレンスキー氏の言葉の戦いだ。

大綱 あらすじ

レーガン大統領と同じような俳優出身のゼレンスキー氏は、演説で多くの人の目を引かれた。ロシアが大きな力でウクライナを支配する一方、セレンスキーは言葉の力でそれと対抗している。言葉には力が宿り、それを使い戦うのが現在の戦争であろう。

單字 単語

  • 不備(ふび):1 必要なものが完全にはそろっていないこと。また、そのさま。「防災設備に不備な(の)点がある」2 文意が十分でないという意で、手紙文の最後に添える語。不一。不尽。

  • この方(このかた):過去から現在までの間。今の今まで。「生まれてこの方」という言い回しで用いられることが多い。

  • 向こうに回す:相手にする。敵にする。