余錄翻譯 - 途經北義大利的瑞士商人亨利·杜南...

Posted by Peter on April 18, 2022

譯文

途經北義大利的瑞士商人亨利·杜南湊見了慘絕人寰的戰爭畫面,見到很多傷兵因為沒有受到治療而死亡。杜南雖然試著要拯救他們,以一介旅人來說卻毫無辦法。

這是1859年夏天的義大利統一戰爭,在半天死傷超過四萬人的激戰地蘇法利諾發生的事。杜南呼籲創立不分敵我的治療、照護救援組織,於是四年後有了紅十字國際委員會。

隔年締結了規定「醫療中立」的紅十字條約,禁止對醫院及醫護人員攻擊。160年後的今天依然持續遵循在戰爭中也應該沒有差別待遇地守護人類尊嚴的規範。

然而,烏克蘭的情形卻慘不忍睹。根據WHO,對醫院、救護車,醫療人員的攻擊超過120件,其中包含婦產科、小兒科、癌症中心,死傷超過120人。

其影響難以計算。這些攻擊不只是奪取了醫生、患者的性命,也奪走了新病人的就診機會。可能導致醫藥品、醫療機器不足,無法治療使得傳染病擴散。WHO以違反國際人道法譴責,人權團體也以「戰爭罪」糾舉。

就算不幸地發生了戰爭,當事人也有義務要把傷害降到最低。決不可攻擊非軍事設施、民眾,更別說破壞醫療機構了。

原文

旅先の北イタリアで凄絶な戦闘に出くわしたスイスの実業家アンリ・デュナンは…

 旅先の北イタリアで凄絶(せいぜつ)な戦闘に出くわしたスイスの実業家アンリ・デュナンは、多くの負傷兵が治療を受けずに死んでいく非情な光景を目の当たりにする。助けようと駆け回るが、素人の手ではなすすべもなかった

▲1859年夏、イタリア統一戦争で半日のうちに4万人超の死傷者を出した激戦地ソルフェリーノでのことだ。デュナンは敵味方を問わず治療と看護にあたる救援組織の創設を訴え、4年後に誕生したのが赤十字国際委員会である

▲翌年には戦場での「医療の中立」を定めた赤十字条約が締結され、病院や医療従事者への攻撃が禁じられた。差別なく人間の尊厳を守ることは、たとえ戦争中であっても守られるべき規範として約160年後の今に受け継がれている

▲だが、ロシアが侵攻したウクライナの惨状は目を覆うばかりだ。世界保健機関(WHO)によれば、病院、救急車、医療従事者への攻撃は120件以上に及ぶ。産科や小児科、がんセンターも含まれ、死傷者は120人を超える

▲影響は計り知れない。医師や患者が命を落とすだけでなく、新たな患者の受診機会を奪う。医薬品や医療機器が不足し、治療ができず、感染症が広がる恐れもある。WHOは国際人道法違反と非難し、人権団体は「戦争犯罪」と糾弾する

▲不幸にして戦争が起きても、被害を最小限に抑えることは紛争当事者の義務だ。非軍事施設を標的にしたり、民間人を攻撃したりすることはあってはならない。医療を破壊する行為はもってのほかだ。

大綱 あらすじ

世界中の規範では赤十字条約のよう、病院や医療施設へ攻撃してはいけない。が、今年のロシア侵攻では、多くの医療施設から死傷者が出て、つまり攻撃された。これが戦争犯罪であることははっきりだが、せめてどうしても民間人への攻撃をやめてほしい。

單字 単語

実業家(じつぎょうか):商人

  • 凄絶(せいぜつ):非常にすさまじいこと。また、そのさま。「凄絶な争い」

  • 出くわす(でくわす):たまたまばったりと出会うこと。

  • 糾弾(きゅうだん):不祥事や汚職などの疑惑をもとに非難・咎め立てし、職責を問い質す

  • もってのほか:とんでもないこと。けしからぬこと。また、そのさま。「以ての外な(の)振る舞い」

  • 目を覆う(めをおおう)直視することができなくて目をふさぐ。また、直視するのを避ける。「—・う惨状」

值得學習的詞 勉強し甲斐がある言葉

疑問 質問

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